前科2犯を背負い投げ

前科者になってしまった私の人生を綴っています。

情報収集

 刑務所から出所してきた仲間達から聞いたことをまとめて見ました。

 

 1 脳が覚醒する

 

 社会に戻ると、脳が覚醒し、興奮しているのか寝れなくなる人が多いようです。

 

 10日〜3ヶ月の間は睡眠障害に悩まされます。

 

 私は、出所して10日目ですが、刑務所内で、就寝の21時から6時まで熟睡できていたのにもかかわらず、未だに深い睡眠が取れません。

 

 今は、仕事に就いていないので問題はないですが、仕事をしてからもこの状態なら少々厄介です。

 

 2 脱力感に襲われる

 

 出所する前の希望と現実のギャップが大きくて、何もする気になれない日が続きます。

 

 4日〜1ヶ月 脱力期間です。

 

 若い人の方が、歳を取っている人と比べると、比較的、早く仕事に就いています。

 

逮捕されたことを周りにオープンにして、開き直っている人は比較的早く脱力状態から抜け出せているようです。

 

 したがって、私のような誰にも言えずに引き篭もっている人間は長引くようです。

 

 3 すでに犯罪に手を染めている

 

 ここだけの話ですが、覚せい剤の事件を犯した人間の8割は、出所して2〜3回、薬を使用したと言う話でした。

 

 グレーゾーンの仕事をしているという人もいます。

本人はグレーといっていますが、定かではありません。そういった繋がりから、何らかの仕事を斡旋してもらっているのだと思われます。

 

 再犯を起こして、逮捕されているのか、 すでに連絡がつかなくなった人もチラホラいるらしいです。

 

 ここからはいい話です。

 

4 何らかの形で成功している

 

 この成功や幸せは、主観的なものであって、他人が見て結論づけることは難しいですが、私が独断と偏見で判断した、羨ましいと思ったことです。

 

 歌舞伎町で店をオープンさせた。

 

 これなんて、凄い羨ましいですよね!本当かよ!と、思うのですが、写メなど見せて貰いました。別の仲間も飲みに行ったらしいですので、事実なのでしょう。

 

 ですが、出所して半年足らずで、よく金があったなと思います。ちなみにこの店を出したオーナーは、詐欺で逮捕された人間でした。

 

 居酒屋の店長をしている。

 

 これは、昨日話しを書いた河本さん(仮名)のことです。居酒屋の店長になれたのは、刑務所内で知り合った仲間のコネが大きかったと聞きました。

 

 刑務所内で知り合って、協力し、何らかの形で成功している。これは、めちゃくちゃ羨ましいですね。刑務所で築きあげた人脈が生かされたということで、懲役期間の時間が無駄じゃなかったと、裏付ける証拠になります。

 

あと、補足ですが、私ど同じように、出所してからの人生を、ブログやツイッターで、発信続けている人もいます。

 

 この人は、3ヶ月間毎日ブログを更新しているツワモノです。SNSを通じて繋がった仲間と、ビジネスを展開しようと動いているようです。

 

 成功するしないにしろ、日々、何かに向けて進んでいるという充実感は羨ましい限りです。

 

 以上です。

 

まとめ  

 

犯罪を犯し、刑務所に収容されることにより、仕事や生活を失ったことで、精神的にもダメージが大きいことがわかります。

 

 自業自得だと言われればそれまでですがね笑

 

 焦ってもしょうがないので、1つ1つやっていきます。